大晦日の我が家の恒例行事

このご時世、餅つき機が一家に一台ある家などそうそうないんじゃないかと思う。

テレビCMでも「正解は!○○製菓!」やら、「かーがみもちもち♪」やら、お餅のCMは枚挙に暇がないし。お餅はつくものではなく、買うものなのだろう。

 

我が家はそんな時代と逆行するように、一家に一台(一時は二台あった)餅つき機がある家なのである。母が作るお餅が生計を支えているのだから、当たり前といえば当たり前なのだが。

 

そんな我が家の大晦日の恒例行事は、"鏡餅づくり"である。家中に飾る鏡餅、計13組26個を家族総出(ただし掃除中の父は除く)で作るのだ。

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母がつきたてのお餅をちぎり、私や妹が表面をなでるようにして形を整え、上からパンっと叩いて整形する。

名付けて「いい子いい子パンっ」

 

我が家の年末の風物詩である。

 

鏡餅を作っていると、「あぁ、今年も終わるんだなぁ」という気持ちになる。

 

来年もよい年になりますように。

そして、みなさまよいお年を。