直江津にあるレストラン トゥジュール。
シェフとパティシエの夫婦2人で切り盛りしているレストランです。
長い間「行ってみたいなぁ」と思っていたのですが、人気店のため、いざ予約しようと思っても空きがないことが多く、憧れのままになっていました。
トゥジュールでは、毎月ランチとディナー以外にカフェの日というものがあり、コース仕立てでデザートと飲み物を楽しむことができます。
カフェの日は平日の午後開催されることが多いため、インスタで投稿を見ては泣く泣く諦めていたのですが、今回は祝日開催。
ダメ元で申し込んだら運良く抽選に当たり、今日カフェの日初体験でした。
先についてすぐ「こちらでカップをお選びください」と言われ、入口の方に行ってみると、棚にずらりと並んだ美しいカップの数々。
いろいろ目移りした結果、金色と水色の装飾がきれいなカップを選びました。
自分で選んだカップでコーヒーを飲むことができるのは素敵だなと思いました。
デザートコースのスタートは、季節の柑橘のパンナコッタ。
ミルクの風味とバニラの香りが感じられるパンナコッタの上に、国産のブラッドオレンジと、せとかという柑橘がごろごろ入ったジュレが乗っていました。
メインは、越後姫とフォンダン・オ・ショコラ。
いちごと酒粕のソルベが手前にちょこんと添えられていました。ナイフで割ってみると、なかからチョコレートがとろりと溶け出してきて、見ているだけでワクワクしました。
コースの終わりは、ノア・ショコラとブルターニュ地方の伝統菓子であるガレット・ブルトンヌ。
ノア・ショコラは生のくるみをシロップにつけてから素揚げし、ミルクチョコレートをかけているのだそう。
コース仕立てでデザートを食べるのはこれが初めてでした。豊かな時間を過ごせた気がします。