今日、勤務先で瑞宝太鼓のコンサートがありました。
瑞宝太鼓とは、長崎を拠点に活動されている障がいをもった方々の和太鼓演奏集団だそうです。
汗が吹き出るほど暑い体育館に全校生徒がひしめく中、体育館のステージで和太鼓の演奏をしてくださいました。
コンサートの途中の解説タイムで知ったのですが、和太鼓といってもさまざまな種類があるそうです。一本の木をくり抜いて作る長胴太鼓、酒樽のように木を組み合わせて作る桶太鼓など、何種類もの太鼓を駆使して演奏を作り上げていました。
私は体育館の後方にいたのですが、太鼓の衝撃が体に響くほどでした。
曲の合間に演奏している方々が、自身の障がいのことや太鼓との出会いなどを話してくださいました。「障がいの影響で大変なこともたくさんあったが、太鼓と出会い、夢を持つことができた」という内容が印象的でした。
実際に前に出て太鼓を叩くワークショップに参加した生徒は、思いのほか音が鳴らなくてびっくりしたようです。感想用紙にそのことを書いてきた生徒が何人かいて、迫力のあるきれいな音を出すのも練習や努力が必要であることを感じました。
瑞宝太鼓の皆さま、迫力のある心に響くコンサートをありがとうございました。