道徳の公開授業を参観して

先日の授業実践の発表でお世話になった先生が授業公開をされると聞き、参観してきました。

 

「夜の果物屋」という教材を使った道徳の授業でした。

 

「子どもの対話を中心とした授業デザイン」がテーマの公開授業だったのですが、自分の授業でも取り入れてみたいと思う気づきがたくさんありました。

 

①問い返し

授業を公開してくださった先生は、生徒たちの発言に対してリズムよく問い返しをしていました。

「どうしてそう思う?」「なぜ?」「だれが?」「どう変化した?」「もう少しくわしく教えて」

問い返しに対して、すぐに答える生徒もいれば、「ん~」と考え込んでしまう生徒もいました。考え込む生徒に対しては、問い返しの内容を補足するようなことを言ったり、しばらく答えを待ってみたり。

授業後の協議会で、「生徒が答えにくい問い返しをしていくのがいいと思います」とおっしゃっていました。教師側でいろいろなパターンをシミュレーションして、答えを持った状態で生徒の考えを引き出そうとすると上手くいかないそうです。

教師の腹が読める生徒たちは、教師の行動をモデリングすることがあるので、教師が問い返しをすることで、生徒同士の話し合いにおいても問い返しが起きるかもしれないと思いました。

自分の授業を振り返ってみると、私が聞いて生徒が答えるという1ラリーで終わってしまうことが多いので、意識して問い返しを使ってみようと思っています。

 

②班のトークに積極的に介入する

中心発問まではペアトークや教師と生徒のやりとりを中心にテンポよく進める一方、中心発問の部分は「今日のトーク」と称して班ごとに意見を共有し、さらに深掘りしていく授業デザインでした。

班でのトークが始まると、話し合いの様子を見て先生がすべての班の話に入っていました。そして、ホワイトボードの記録を見ながら個別に問い返しの質問をして、話し合いを持ち上げたり、新たな視点を与えたりしていました。

班のトークに積極的に介入する姿勢は、「グループトークを充実させたい」というねらいによるものだそうです。

私が班活動に口出しすることはあまりなかったので、話し合いの様子を見とって必要に応じて介入していくこともありなんだなと新鮮に感じました。

 

③対話の追課題

班でのグループトークでは、中心発問に加えて対話の追課題がその場で示されました。その場で追加の問いを示すのは、考える時間を十分に取れないので話し合いが停滞するリスクはあります。ただ、意見の共有に留まらない対話を生み出す一つのきっかけにもなりうると感じました。

 

これ以外にもいろいろと書きたいことはあるのですが、とりあえず今日はここまで。

 

明日、ちょうど道徳の授業があるので、今日学んだことを生かしてみたいです。