見守るしかない状況は、なかなか歯がゆいものです。
「話を聞いてみたら何か進展があるかもしれない」と教員側が思っていても、生徒や保護者のニーズがなければ、こちらは全体に声をかけたり職員間で情報共有したりしながら、見守ることしかできません。
やはり、普段からアンテナ高く集団を見取っていかなければならないのだと思います。
そして、「これくらいはいいかな」と思って見過ごすと、のちのち大変なことになるのは経験済みです。
ちょっとしたことでも見逃さない。
その場ですぐ声を掛ける。
自分が感じたことを集団全体に投げかける。
生徒たちに求めることは、自分自身にもそれ以上のレベルで求める。
こうしたことの積み重ねが学級経営の土台になっていく気がします。