今年度も学年委員会を担当することになりました。
昨年度担当していた先生も一緒に参加してくださるとのことで、とても心強いです。
そして、今日の昼休みに学年委員を集めてミーティングをしました。
自己紹介を終え、委員長と副委員長を決めようとしたときのことです。
私が「まず立候補を募りましょうか」と言いかけたときに、一緒に参加していた先生が「まず委員長の決め方から決めましょうか」と生徒たちに声をかけました。
その先生が「いろいろな決め方があるよね。話し合って決めるのでもいいし、立候補を聞いてもいいし、じゃんけんはどうですか」と言ったところ、生徒たちから「じゃんけんはダメです」と食い気味の反応が。
「そう、その反応を待ってたんだよ。じゃあ、どうする?」とその先生が投げかけ、生徒たちの中で、まずは立候補する人がいるかどうか聞いてみることになりました。
結果、無事、委員長と副委員長が決まりました。
私はわりと教師主導で進めてしまいがちなので、"決め方から生徒に考えさせる"という発想がありませんでした。
生徒たちの自律を促すには、「自分たちで決めた」という思いがカギになります。
"決め方から考える"という余裕をもつことも大切だと感じました。