今日も音楽祭関係のお話。
音楽祭の中間発表を終えた1学年部の先生方が、こんな話をしていました。
「どのクラスもまだまだ伸びしろある感じだったね〜」
「そうですね。なかなか声出ないからなぁ」
「昔はしっかり者の女子が『ねぇ、声出してよ!』って声かけてたけどねぇ」
「でも最近そういうのあんまりないですよね」
「今はスマホで後からいろいろ言われそうだから、強く言えないんじゃない?」
それを聞いて、思い当たることがありました。
「昼休みに練習するかどうかはリーダーたちで決めなさい」と言った日のこと。さすがにそのまま放っておくのは心配だったので、リーダーの何人かに「昼休みの練習どうするのがいいかねぇ」と聞いてみました。
そうしたら、中でも熱心に練習している生徒が「私はやった方がいいと思います。でも、みんなの前でそれ言うと、後で何か言われそうだから言えない」と つぶやいたのです。
人によって練習に対する温度差があるのは事実ですが、批判を恐れて自分の考えを出せない雰囲気ができてしまっているんだなと感じました。
ただ、今の私にはどうすればいいのか正直よくわかりません。
目の前の生徒たちの様子を見取り、フィードバックしていくしかないのかな。