最近、クラスの様子で気になることがいくつかあります。
・下ネタをまわりに聞こえるように言う。
・指を立てるしぐさをする。
・他者の容姿をいじる発言をする。
などなど。
気づくたびにその場で指導を入れるのですが、モグラたたきのようで、少しするとまた元に戻ってしまいます。
私だけでは手に負えないので、同じ学年の先生方や授業を担当してもらっている先生方にも協力をお願いして、不適切な行動に対して指導をしてもらっています。
今日もクラスの雰囲気について頭を悩ませていたのですが、ふと「生徒たちは教師の鏡である」という言葉を思い出しました。
最近の自分自身を振り返ってみて、感謝の気持ちを言葉で表したり、良い行動を見とってほめたりすることが足りていなかったように感じました。
そこで、当番活動をしてくれた生徒たちに意識して「ありがとう」「助かった!」などと伝えるようにしました。
そして、終学活では「昨日の道徳で自分の役割を果たすことについてやった後、係活動とかみんなの動きが良くて助かってるんだよね。ありがとう」と全体に向けて伝えてみました。
そうしたら、生徒たちの方から自然と拍手が起きました。
自分たち自身をたたえる行動ができるって、とても素敵な人たちだなぁと感じました。
うまくいっていないときは、自分の言動を振り返って、至らない点を改善していくというのは、『学び合い』に限らず、さまざまな場面で応用できそうだと思いました。
ただ、上記の不適切な行動について、根本的なところは直っていないような気がします。
あたたかいクラスの雰囲気を作るにはどうすればいいのかなぁ…