1学期のアセスの結果を見てみたら、「教師サポート」がダントツで高かった件

教育相談担当の先生に「○○先生(=私)、ちょっと見て」と見せてもらったのが、1学期末にとったアセスの結果。

 

アセスとは学校適応感尺度のことです。生徒たちにアンケートで34の質問をして、学校における適応感を測定します。アセスは、

・生活満足感

・教師サポート

・友人サポート

・向社会的スキル

・学習的適応

・非侵害的関係

という6つの観点から構成されています。

 

見せてもらった私のクラスの結果は、「教師サポート」の項目が最も高かったです。

 

最初100点満点だと思っていた私が「教師サポート○点なんですね〜」と言ったら、その先生は「これ偏差値だから50が平均ね。この数値だけ見たら東大行けちゃうレベルだよ! 先生、1学期よく頑張ったね!」とテンション高めに返してくれました。

 

「でも、教師サポートが一番高いってことは、私が頑張ってるだけってことじゃないんですか?」という素朴な疑問を投げてみたら、「先生がどんなに生徒のために頑張っていても、生徒の側にそれを受け取る気持ちがなければ、教師サポートの数値はこんなに上がらないはず。だから、先生の頑張りをクラスの生徒たちがわかっているってことなんじゃないかな」とのこと。

 

そう捉えると、とりあえず生徒たちが私の言動を受け止める土台はできてきているのかなぁ、とうれしくなりました。

 

1学期を振り返ると、うまくいかないこともたくさんありました。

 

他のクラスの担任の先生は毎日ノートにコメントを書いていても、その余裕がなくてスタンプを押すだけだったり、ミスしたり忘れ物をしたりして教室と職員室をしょっちゅう往復したりしていました。

 

それでも日々心掛けていたのは、

・生徒たちの目線に立って話すこと

(声をかけたい生徒が椅子に座っている場合は、膝立ちになって物理的に目線を同じ高さにするようにした)

・生徒が話しかけてきたら、なるべく作業の手を止めて耳を傾けること

・欠席した生徒が翌日登校したり、健康観察カードに体調不良を訴えてきた生徒がいたりしたら、朝学活が終わるまでに一言声をかけること

・自分が間違ったらすぐに素直に謝ること

…などなど。

 

2学期は、1学期の反省やアセスの結果も踏まえつつ、全員にとって居心地の良いクラスを生徒たちと共に作っていけたらいいなと思っています。

 

欲を言えば、友人サポートと向社会的スキルが向上するといいなぁ。