窓の外は"吹雪のお手本"のような大荒れの天気ですが、今日も今日とて平常運転。
今日は、中3のクラスで年末に提出してもらった書写の作品を返却しました。
どうやって評価しようかと悩んだのですが、とりあえず、
・全員に金、銀、銅のどれかをつける
・4文字のうち、私が一番「いい字だなぁ」と思ったものに◎をつける
という、「(勝手に)ハズレくじなしコンクール」を開催することに。
金と銀の星型のシールと、銅の代わりに赤くて丸いシールを名前の上に貼り、◎をつけて返しました。
「えぇー、赤だー」「わー、お前も赤じゃん」などと銅であることを残念がる生徒がちらほらいる中で、「えっ、赤って銅なの? うれしい! 銅って3位ってことじゃん!」と言う生徒がいました。
捉え方次第でこうも反応が変わるんだなぁとびっくり。
勤務校では今週、各教室で書初め展示をしており、金賞1人、銀賞2人、銅賞3人を国語科の教員で相談して決め、それぞれの色の折り紙でできた短冊をつけることになっています。
習字が上手な子も苦手な子も、授業中になんとか頑張って作品を仕上げたという事実に変わりはないので、何かしらの"色"をつけてあげたいという意図でやってみた「(勝手に)ハズレくじなしコンクール」でしたが、想像を超える生徒の反応に内心うれしくなりました。