ぬるま湯に浸かっちゃったカエルなのかなぁ、私

とりあえず日々の仕事をこなせるようになってきた、気がする。

 

今日は担任の先生が不在だったので担任代行にも行ったし、体調不良の子に声かけるのも忘れなかったし、週明けだから3限の段階で給食当番が誰なのか確認することもできるようになったし…

 

それでも、なんだか「このままでいいのかなぁ」と思う自分もいる。

 

大学院の同期の一人は、N高の採用に応募したらしい。

 

らしい、と言うか、その履歴書の添削もしたわけなんだけど。

 

彼は現場の公立学校の教育に限界のようなものを感じ、より自分が理想とする(?)教育が実現できる場を求めて、行動に移している。

 

そういえば、別の同期も「N高いいなぁ。普通に働きたい」なんて言ってたっけ。

 

「私は私。都会に比べれば選択肢が狭まりがちな地元の子どもたちの教育に貢献したい」とか「子どもたちの一生涯の幸せを保障するような教育の一端を担いたい」なんて思って教員になったはずなのに。

 

ある意味理想とは遠い現実の中で、日々の仕事を淡々とこなすだけで止まっている自分に目を背けているような気もする。

 

教員になってから心の底でくすぶっていたモヤモヤは、きっとここから来ているんだろうな。

 

初任としてはわりとうまくやっているんじゃない?、と自画自賛しつつ、モヤモヤを抱えたまま動かない私は、さながらゆでガエル理論のカエルのよう。

 

ぬるま湯に浸かっちゃってるのかなぁ…

それとも、単に隣の芝生は青いだけなのか…