2学期の準備は遅々として進まない私ですが、このお盆休みに自身に課した宿題が1つあります。
それは「戦争について学ぶ」こと。
国語の授業では、夏休み明けに戦争に関する作品を読むことが多いです。
『ちいちゃんのかげおくり』や『一つの花』をご存じの方は多いのではないでしょうか。
そういえば、去年の今頃、こんな記事を書いていました↓
今年度は中1の授業で『大人になれなかった弟たちに…』を読むので、その授業準備を始めたのですが、ふと「私は戦争についてよくわかっていないんじゃないか」と思い始めました。
「先生が何もかも生徒より知っていなければならない」というわけではありませんが、生徒よりも"先"に"生"まれているわけですから、戦争について生徒たちに伝えていける存在でありたい。
ということで読み始めたのがこの本↓
東大の先生が中高生向けの集中講義で話した内容をまとめたものなのですが、ぐいぐいひきこまれました。
思い返せば、歴史の授業は縄文時代から順に学習していくため、近現代史は時間がなくなって駆け足になってしまうことが多かったです。
高校のときも近現代史はセンター前にちょろっとやっただけでした。
近現代史は各国の思惑が複雑に錯綜するため、視点を変えると見えてくる景色が違ってくるというのが、この本を読んでわかった気がします。
戦争は繰り返してはなりません。
2学期が始まるまでに、戦争について自分なりに学びを深めたいと思っています。