今日は勤務校の学区内の小学校の先生方との研修でした。
勤務校は特に学区内の小学校との結びつきが強く、小中一貫教育を目指しているそう。
私が通っていた時にはなかった、「○○学園」という名の協議会のようなものもできています。
今回の研修は教科ごとに分かれ、NRTテストの結果をもとに、重点的に指導していく内容を検討したり、ICTの活用や協働的な学びについて情報交換をしたりするというものでした。
NRTテストの結果を見ると、小中学校では共通して「話す・聞く」の領域に課題があるとのこと。
「話す・聞く」に関する指導について情報共有する中で、勤務校の国語科主任が、
○中の子どもたちは、話し合いやスピーチをさせると、相手の目を見て聞いたり相手に届くような声の大きさで話したりすることがほぼできています。これは小学校の先生方が指導してくださったおかげです。
と話していました。
これを聞いて、小学校の指導の積み重ねのおかげで今の生徒たちがいるんだということを意識することができました。
今の1年生の様子を見ていると、最近は学校生活にも慣れてきてうるさくなりがちではあるものの、話を聞く姿勢はとてもいいなと思います。
これは小学校の先生方の指導の賜物です。
どうしても日々のいそがしさで目の前のことしか見えなくなりがちなのですが、今回の研修を通して小学校と中学校のつながりを再認識することができた気がします。