4月は生徒たちが自力で動けるようなシステムを作るべし

中学校で勤務し始めて、なかなか慣れなかったのは給食指導です。

 

担任の先生方は自分のクラスで給食準備がスムーズに進むように指導をします。

 

一方、私のような副任は4限が終わる3分前くらいに給食室の鍵を開け、ワゴンを廊下に並べる必要があります。

 

そして、給食後はワゴンを返しにくる生徒たちを給食室で待ちます。

 

私のベースは高校なので、お昼の時間に教室周辺に行くことはまずありませんでした。そのため、ときどき給食指導を忘れそうになることがあります。

 

各クラスにワゴンが到着したあとは、同じ学年の副任の先生と廊下で生徒たちの様子を見守りつついろいろな話をします。

 

今日は「4月中に生徒たちが自力で動けるようなシステムを作っておくといいよ」という話になりました。

 

黒板係や集配係、ワゴン係など、その日必ず動かなければならないのは誰なのかを、前日のうちにネームプレートで明確にしておくと良いのだそう。しかも、その黒板にネームプレートを貼るのを子どもたちにやってもらうのです。

 

また、給食当番が休んだときも、その生徒の分の仕事を教員がやるのも一つの手ではありますが、「次の当番の子に代わりにやってもらおうかなぁ」などと生徒にやってもらうようにするのもありだと教えてもらいました。

 

普段はもちろん、イレギュラー時にも生徒たちが自力で動けるシステムを年度当初に作っておくこと、そしてそれを徹底することで、その後の担任の負担感が変わってくるのかなと感じました。