『学び合い』ができなくても想いは伝えられるはず

新採用で学校の様子や空気感がつかみきれてないので、職員室では「ちょっと気がきく(?)新任」くらいの立ち位置を心がけています。

 

生徒の実態がまだわかっていない中で、いきなり『学び合い』をするのはリスキーなので、鳴りを潜めています。

 

それでも自分の想いは伝えたい。

 

ということで、授業中に少しだけ仕掛けました。

 

「おすすめの勉強法知りたい?」と聞いてみたら、うんうんうなずく子が多かったので、「あくまで私のやり方だから、みんなに合うとは限らないからね〜」と前置きしつつ、2つほどおすすめの勉強法を伝えました。

 

一つ目は"テスト前にワークを2周やること"。

小学校は業者テストを単元ごとにすることが多いですが、中学校だといくつかの単元をまとめてテスト範囲にします。ワークを1周やっただけで良い点が取れるわけではありません。

 

ただ2周やるわけではなく、1周目は解いて○つけをした後、間違えた問題には印をつけておき、2周目はその間違えた問題のみやれば効率が良くなるよという話をしました。

 

そして、二つ目が"自分よりちょっとできる友達と一緒に勉強すること"

 

"ちょっとできる"というのがポイントだよという話もしました。「得意な教科、苦手な教科は人によって違うから、自分が得意なものは教えてあげて、苦手なものは「わからないから教えて!」って言えるようになるといいね」と伝えました。

 

『学び合い』で自分の想いを具現化できれば一番良いのかもしれませんが、それができなくても自分の想いを伝えることはできるのかもしれないと感じました。