「中学校では初任は担任を持たない」という慣例通り、私は今年は担任を持たず、副任という立場でサポートにまわります。
小学校は初任でも担任を持つことがほとんどなので、その辺は校種の違いなのかなぁと思います。
今日は新入生オリエンテーションがありました。私もサポートに入ったのですが、生徒対応や学校現場における仕事のコツがたくさんあり、そのつどメモしていました。
・B4のオリエンテーション資料を配布した際、「半分に折ってください」の指示のあと、すかさず「表紙はどーれだ?」と生徒たちに声をかける先生
・名札を配る際に、ただ「名札をなくさないように制服につけておいてね」というだけではなく、
実はこの名札1個○○○円するんだよ
↓
なくすと買ってもらわなきゃいけないのね
↓
校内では表側にして、校外では裏側にひっくり返すけど、制服につけたままにしておいてね
こんな感じで「なぜ名札をつけたままにしなければならないのか」を生徒にさらっと伝える
・オリエンテーションは「体育館で全体会→各教室に移動して連絡→体育館に戻って解散」という流れだったので、教室で連絡事項を伝える際にこの後の流れを簡単に板書しておく
※見通しが立てやすい!
・生徒のIDの確認をする際、「学年・クラス・出席番号がIDだよ」と言うだけでなく、「出席番号36番ならIDは何になる?」と質問し、生徒に声を出して確認させる
・日直の先生が見回りをするときにいちいち閉めなくてもいいように、学年で使用した教室は同線に沿って戸締りする
・入学式で「誰とも話せなかった…」となると新入生も不安になってしまうので、学活の時間に隣の席の人と一言挨拶する時間を設ける
今日1日だけでもこんなにたくさんのコツが見えてきました。
また、同じ副任の先生から「一応自分が担当するクラスは決まっているけど、担任の先生によってカラーが違うから、学年主任の先生にお願いしてできるだけいろんなクラスに入るといいよ。来年は○○さん(=私)も担任することになるだろうし」というアドバイスをいただいたので、さっそく学校が始まったらやってみようと思っています。
いろんな先生方のコツを得て、実際に自分でもやってみて、取り入れられるものは自分のものにしていきたいなと思っています。