Raise your Flag(ファシリテーション講座)④

Raise your Flag3期生(C日程)のしーちゃんです。

 

先週まででインプットDayが終わり、今週からファシリテーション実践編が始まりました!

ちなみに、インプットDayの記事はこちらから↓

Raise your Flag① オリエンテーション

bookmarker330.hatenablog.com

Raise your Flag② ファシリテーターの4要素》

bookmarker330.hatenablog.com

Raise your Flag③ 場づくりの3要素》

bookmarker330.hatenablog.com

 

今週ファシリをしてくれたのは、メルちゃん・はるか・かおるの3人。

それぞれのワークショップの概要と個人的なTTP(徹底的にパクる)ポイント、そしてコーディネーターからのコメントをまとめてみました。

本日も長いので、ぜひ目次の気になるところから。

 

 

メルちゃん:種を撒こう

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「みんなとどんな花を咲かせたい?」という問いをもとに、話の種を撒き、お互いのことを知ろうとするワークショップでした。

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TTP(徹底的にパクる)ポイント

①その後の活動に関わりのあるアイスブレイク

いろんなブレイクアウトルームを行き来していろんな人と話をするというワークの前段階として、ブレイクアウトルームで「逃走中!」をするというアイディア。全体の構成やつながりを意識したアイスブレイクだなと感じました。

②ワークショップの世界観

ワークショップの参加者は花や鳥、ブレイクアウトルームは植木鉢でそこに話のタネをまこうという世界観がいいなと思いました。

③「どうやってブレイクアウトルームから抜けようか問題」の解決策

②ともつながってきますが、「みんなは鳥や蝶。鳥や蝶は空気をのまないので、みんなもブレイクアウトルームを抜けるときは羽ばたいてね!」というグラウンドルールが素敵でした。

どうしても話が盛り上がっていると「ブレイクアウトルームから抜けづらいな」と感じることが今まで多々ありました。ワークショップの世界観ともからめて、ブレイクアウトルームから抜けやすくなるようなグラウンドルールを設定するというのは、これからファシリテーションをする際に参考にしたいです。

 

もっぴーさんより

(☆:いいね/♡:パワーアップポイント)

☆アイスブレイクで鬼ごっこをすることで、ルーム移動を試せるのがいい

☆ルームを移動するとき羽ばたくルール

♡BGMを流すとき、音質が悪かったり音の大きさが大きすぎたり小さすぎたりすると、阻害要因になる

♡いかにルールをシンプルにするか(削る作業大事)

だいちさんより

ブレイクアウトルームを移動すると、オンラインで自由交流ができる

♡交流会→メンバーのシャッフルが命。移動には心理的負担がかかるので、いかにシステムでシャッフルさせるかが大事。

 

 

はるか:新しいお友達を作ろう!!!

メルちゃんと同じく、参加者の交流を目的としたワークショップでした。「その人の友達を知ることはその人を知ることになる」ということで、各自で本を3冊選び、ブレイクアウトルームに分かれて本を紹介するという流れでした。

ちなみに私が選んだ3冊はこちら↓ 

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かおるとだいちさんと同じグループだったのですが、かおるの「外国に行ったらそこで1冊本を買う」という考え方が素敵だなと思ったし、だいちさんは3冊全てビジネス本だったので、本の選び方ってその人らしさが出るなと思いました。

 

TTPポイント

①本の選び方の指定のユニークさ

短い時間で本を選んでもらうために、最初に選ぶ本のテーマを示していたのですが、「見た目がちっちゃい本」「見た目が大きい本」「とにかくおすすめしたい本」の3冊でした。見た目の大きさが本を選ぶ基準になるというアイディアは私の中にはなかったので新鮮でした。時間をあまりかけずにぱっと選んでもらうにはいいなと感じました。

②本を擬人化して紹介するというアイディア

はるかが、あくまで「本=お友達」という世界観を崩さず「この子は○○(本の特徴)な子で~」という感じで本の紹介のお手本を見せてくれました。

ただ紹介するよりも擬人化した方が本をより身近に感じることができそうだなと思いました。4月以降現場に出てから使えそうだなと感じました。

 

だいちさんより

☆「しゃべっているだけでおもしろい」という、他の人にはまねできない唯一無二のキャラクター性

☆「大きいやつ、小さいやつ、お気に入り」の3冊という設定

♡擬人化はなぜするのか?

♡システム化する

♡話や説明が若干長い

もっぴーさんより

☆本の紹介でひとひねりしている

☆楽しそうな雰囲気。ファシリをしているはるか自身が一番楽しんでいる。

☆説明するときのたとえが上手

♡zoomの使い方に慣れておくとスムーズに進めやすい

ブレイクアウトルームを作るなどの作業を担当のコーディネーターと分担できるとよい

 

 

かおる:そうだ、ダイエットしよう

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「いったい何が始まるんだろう?」と冒頭からワクワクがとまりませんでした。

 

まず、紙にひとを書いて…

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「まわりの人から見た自分」がどんな人なのか、さっきのひとの絵の外に書いて…

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その「まわりの人から見た自分」は本当の自分かどうか考えてみる。

「ちょっと違うなぁ」と思うところは、言葉をつけ足してひとの絵の中に書き込む。

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ちなみに、私のはこんな感じでした↓

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 そして、ひとの絵を切り取る!

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切り取ることで、しがらみやレッテルから解き放たれるイメージ。

これが”ダイエット”だったんですね!

そして、ダイエットできたかどうかをグループでシェア。

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ゴエとそういちろう、いそぽんと同じグループでした。

ゴエが「ありのままの自分でいるの大事だね」とコメントしてくれたこと、そういちろうが「長女(長男)っぽいって言われるのわかる」と共感してくれたこと、いそぽんが「眼鏡じゃなくてコンタクトにしなよ」って言われることに「わかるわかる!」とうなずいてくれたことがうれしかったです。

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TTPポイント

①一言でわかりやすいグラウンドルール

「ニコニコうんうん」というキーワードがいいなと思いました。

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最後のシェアのとき「話を聞きながらニコニコ、うんうんうなずいてね」というとてもわかりやすいルールです。具体的な動作にひもづいた短いキーワードをルールにするといいのかなと感じました。

②見通しが立てやすい声かけ

かおるが説明しているとき、「あとで○○があるので~」という声かけをしていました。この後何をするのかがある程度分かっていた方が安心して参加できます。見通しを持たせるのと、「このあと何があるのかな?」というワクワク感、このバランスが難しそうだなぁ。

③物理的なワークがおもしろい!

オンラインでのワークショップは何度か参加したことがありますが、紙を切るなどの物理的なワークを取り入れたものは初めてでした。オンラインですが、ライブ感というか参加している感じが出ていいなぁと思いました。

 

だいちさんより

☆伝えたいことをワークショップに落とし込むのが上手い

☆「肩の荷を下ろす」というテーマがおもしろい

♡「まわりから見たときの自分」と「自分が考える自分」の間にギャップがないパターンもあるので、落ち込みやすい人などターゲットを絞るといいかも

もっぴーさんより

☆ワークショップのデザインがいい

☆参加型のいいワークショップだった(オンラインはいかに参加させるかが難しい)

☆チームビルディングに向くワークショップだった

ブレイクアウトルームに行くとメインの画面が見えず、ルールが見えなくなるので、チャットにルールを残しておくとよい

 

 

3つともファシリテーターの願いが見える、ワクワクするようなワークショップでした!

使えそうな部分は積極的に使っていきたいと思います。

 

そして、来週ワークショップをすることになったので、さっそく今日1on1でワークショップのアイディア出しをしました。

それについてはまた明日…