連携校で11月から授業をさせてもらえることになった。道徳の『学び合い』。
とは言っても、時間割の都合上私は授業ができないので、同じチームのゼミ生が授業をしてくれて、私は課題づくりという黒子に徹するわけなのだけれど。
もう来週から始まるのでせっせと課題を作っているのだが、これがなかなか難しい。
道徳は読みもの教材をもとに授業をすることが多いのだが、「じゃあ国語と道徳は何が違うのさ」という状況に陥っている。私の専門が(一応)国語であることがそれに拍車をかけているような気もする。
↑図書館でこれを借りて読んでみたり、同じコースで道徳が専門のゼミに所属している友達に相談に乗ってもらったり、使えるつてを使いに使ってひたすら考えている。
友達のアドバイスは私に足りていなかったものを補ってくれるものだった。
勤労の中学年目標が
「働くことの大切さを知り、進んでみんなのために働くこと」で、低学年との違いは、
・良さ→大切さ
・進んでという言葉の追加
なので、
働くって大切なことで、自分から進んで働くことがみんなのためになるってことを本時の学習で理解できればこの項目のねらい達成になるのかな
道徳的諸価値(勤労とかの内容項目)を6年間で6回繰り返す中でその価値観に気づき理解させ深めることが小学校の道徳目標なのかなー?
小学校は他の校種に比べ、学年ごとの学習の目標や内容のつながりを意識することが多いように感じる。そして、特に道徳は友達の指摘の通り、同じ内容項目を少しずつ発展させて6年間繰り返していくので、スパイラル状に進んでいくことになる。
道徳ははっきり言って苦手分野なのだが、約半年後には中学校の教員になる以上、避けては通れない。現場に出る前の今対峙しなければ今後もなあなあになってしまいそうなので、頭を抱えながら、無い知恵を絞って、人の助けを借りてやっている。
苦しいっちゃ苦しいけれど、この経験はきっと私にとって得なんだろうなぁ、とちょっと思っている。