やっぱりセオリー通り

子どもたちは素直だ。今小学校に連携に入っているのもあるけれど、特に小学生の言動は本当に率直だなと思う。

 

今日あるクラスに算数の授業のサポートに入った。テストが返されて、その直しをするという内容だったのだが、問題が解けずに手が止まってしまい、泣き出してしまった子がいた。

 

自由に動いて教え合うことができる状況だったのだが、その泣いている子に声を掛けにいったのは、早々にテスト直しを終えた”できる”子ではなく、その子の少し前に解き直しを終えた”そんなに得意ではない”子だった。

 

「何かわからないことがある場合、理解度が離れた相手よりも自分と同じくらいの理解度の人のところに聞きにいく」というのがセオリーなのだが、まさにそのセオリー通りの行動だなと見ていて思った。

 

また、今日の午後に連携校で体育の『学び合い』実践をした同じチームのメンバーが、実践後大学に戻ってきた。

話を聞いてみると、『学び合い』の初期状態によく起こることが目の前で繰り広げられたのだそうだ。

 

『学び合い』は徹頭徹尾データや研究に基づいているので、しっかりした理論が構築されている。その理論と同じようなことが連携校での実践中も起こるので、『学び合い』が腑に落ちる。

 

やっぱりセオリー通りなんだなぁ。