生徒たちの良いところをきちんと言葉に乗せて伝えていくこと

今日は午後に3コマ授業があった。

ご飯食べた後だし、7限まである日だから、火曜日はちょっと気を張って授業に向かう。

 

「午後だから眠いと思うけど、1コマお付き合いください」なんて言ってから授業を始めることもある。

 

ただ、今日はどのクラスでも思っていた以上に生徒たちの良い行動が見られたのでうれしかった。

 

●以前は教室の真ん中でグループを作り、1人が作った答えを全員が丸写しして終わりにしていた子たちが、話し合いながら各自で答えを作ろうとしていたこと

 

●「時間だよ」と言わないと席に戻ることができなかったクラスが、時計を見て行動し、決められた時間には全員が席に座ることができたこと

 

●ギリギリまで自力でやろうと粘りつつも、時間を見ながらあるところで見切りをつけて、まわりに聞いたり答えを先に見たりして理解しようとしていたこと

 

こうしたいいところを、『学び合い』での演習が終わったあと、生徒たちに語った。

 

心なしか、少しうれしそうな表情をした子たちが多かったような…

 

昨日の授業で、解説の時間に普段の会話レベルの私語が同時多発的に起きて最後に釘を刺したものの、振り返りシートのコメントに「先生が名指しで注意すればいいと思います」と書かれ、うーん…と悩みながら今日を迎えた。

 

もちろん、教師は言うべきときには言わなければならない存在なので、全体に向けて注意をしたり釘を刺したりすることは必要だと思う。

 

でも、その力を持っている子たちはクラスに必ずいるはずだし、環境を整えれば自ら学ぶ力を持つ子は少なからずいるはず。

 

もっと手を離していけたらいいなぁと思いつつ、まだ彼ら彼女らと出会って2ヶ月経たないことを思い出しては「焦りは禁物」と言い聞かせる日々。

 

今日みたいに生徒たちの良いところ、素敵な姿を見ると、「教師という選択は間違ってなかったのかもしれない」と感じる。

 

生徒たちの、集団の成長を間近で見ることができるのがうれしくてしかたない♪