連帯責任…なのか?

非常勤先では今週は夏休み前最後の週なので、10分短縮の午前授業。

今日も2コマ授業をしてきた。

 

その2コマの中には、先週の段階でどうにもうまくいっていなくて「困った…」となっていたクラスもあった。

 

「表出している”悪い面”は私にはどうしようもない」「良いところに目を向けよう」

自分にそう言い聞かせつつ、授業に臨んだ。

 

今日は、「青が消える」が暗示していることは何か自分の言葉でまとめる、というかなり難しい課題だった。案の定3分の1ほどの生徒が課題を達成できなかった。

 

それでも、自分のグループだけでは無理だと考えた生徒が他のグループの生徒に助けを求める姿がいくつか見られたので、最後の語りではそのことについて「いいね!」と伝えた。

 

いろいろ言いたいことはあるし、いくつか目をつぶったこともあるけど、今はそれでいいかなと思う。

『学び合い』は魔法ではない。

一気にクラスの課題がすべて解決するはずがないし、もう少しだけ先を見据えてじっくり繰り返し何度もやっていくしか道はないのだろう。

 

もう一方のクラスでは単元テストを実施した。

最初の授業で「単元テストで7割取ること」を目標として掲げていたので、さて、どうかなと思っていた。

結果としては1人だけ7割を取れなかった。

 

最後の語りで「目標は全員が7割を取ることだったけれど、このクラスでは達成できなかった。1人1人もっとできることがあったのではないか」と語ったのだが、そのとき生徒の1人が「連帯責任ってやつか」とつぶやいた。

 

うーん、連帯責任か。

私はその言葉にモヤっとしたのだが、どうもうまく言語化できなかった。

 

何にモヤっとしているのかわからないので、余計にモヤっとする。

何に引っかかっているんだろう。