『学び合い』神奈川の会のリフレクション

念願かなって『学び合い』神奈川の会に参加することができた。

神奈川の会は昨年から参加したいなとは思っていたのだが、お金と時間の関係で参加できていなかったのだ。

 

杉山さんの講演会は、「学校組織≒教職員集団を変えるには」というテーマ。

講演の冒頭で「どのように学校を変えたいと思っていますか?」と全体に対して問いが投げかけられた際、まさか2人目に自分が指名されるとは思っていなかったので、答える時は少し挙動不審になってしまった。

(とはいえ、今の私の中で学校組織を変えることと教職員集団の中で多様なつながりを作ることは切り離せない)

 

その後、組織開発について同じグループの方々とワークを行った。

内容は、「A組織開発」「B社会構成主義」「C成人教育学」の3つの言葉を同僚に説明する際の資料を作成すること。

Googleスライドを使ったので、他のグループがどのような説明をしているのか見ながら資料を作成することができた。

ちなみに私が担当した「社会構成主義」のスライドはこんな感じ↓

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(大学院に入ってからというもの、「いらすとや」を使い倒すくせがついてしまっている)

 

ワークをしている最中は、「組織開発」「社会構成主義」「成人教育学」の3つがいったい何なのかよくわからないまま作業をしていたのだが、その後のお話でこの3つは学校組織を変えるために必要なエッセンスであるという伏線の回収が。

 

そのほかにも、

●組織開発で『学び合い』を普及するとよい

●変容する先生をつくる

●本来であれば学校教育目標が共通言語であるべき

などなど、新たな学びを得ることができた。

 

初任や若手であったとしても学校組織を変えるためにできる具体的な方法を知ることができたのは大きな収穫のひとつ。

特に、「おもしろいと思った文章等をコピー→いろいろな人に配ってみる」ことをしつこいくらい繰り返すことで自分の考えをまわりに知ってもらうというのは、相手との関係性を見極めながらも現場で実践できそうなことだなと感じた。

 

最後のチェックアウトで、杉山さんがチャットに書いてくださった、

”ちょっとしたことを継続すると大きなベクトルになりますよ”

という言葉で、これからも自分にできることをコツコツと続けていこうという意欲が湧いた。