今日は、個人研究のアポ取り、データの整理、教採の勉強等々、ゼミ室でいろいろとやっていた。しかしながら、突如「頭使うことやりたくない病」になってしまったので、メールの文面のテンプレを作ることに。
テンプレやマニュアルというと、講師1年目のことを思い出す。
新人研修の一環で「副担任のお仕事マニュアル」を作ったことがある。私は立場上常勤講師だったのだが、1年目から副担任として学年の運営にも携わらねばならず、始まってすぐは目が回るような忙しさだった。
「周りを見てその都度判断して動く」「先輩の様子を見て学ぶ」でもよいのだが、いつごろ何をすればよいのかだけでも把握できていれば、仕事の効率は格段に上がる。
(作ったマニュアルは、今は使われているのかしら…)
自動化できる部分については、マニュアルやテンプレが欠かせない。
すべてを一から作っていったら、いつまで経っても仕事は終わらない。
教育現場では、「何でも自分でやれるように(作れるように)なって一人前」という風潮が根強くあるのではないかと思う。
ただ、自分一人の頭で考えられることには限界があり、しかも大抵のことはすでに先人が思いついているのだ。
個人研究を始めて、先行研究を読んでいるとつくづくそう感じる。
時間は有限である。
教材であれ、書類であれ、使えるものは何だって使えばいいし、先輩からもらったっていい。
そうでもしないと、子どもと向き合う時間は取れないし、「子どもと向き合わない時間」も取れない。
「車輪の再発明」だけはしないようにしよっと。