高校入試の思い出

今日と明日、近隣の高校で入試が行われる。

昨日、バイト先で教えている中3生に「落ち着いてやれば大丈夫じゃない?」と励ましになっているのかわからないような言葉をかけたが、上手くいっているかなぁ。

 

 

思い返すと、私の高校入試はちょっとヘンテコだった。

 

まず、志望理由からし

「冬にスカートを履きたくないから、私服校がいい!」というのだから、少々(?)変わり者である。

我が地元は全国有数の豪雪地帯だが、女子高生のスカート丈は日本一短いらしく、雪が降りしきる極寒の中、短いスカートにムートンブーツを履いて登校してくる強者もいる。

「制服だから」という理由だけで、冬にスカートを履かなければならない状況はなんとしても阻止したかった。

 

そして、「推薦入試で合格した人は一般入試の人より成績が落ちる」という話を真に受け、なにがなんでも一般入試で行く!、と意気込んでいた。

 

しかし、なぜかちょうど一般入試の時期に、家族でディズニーランドに行く計画が浮上。

 

みんなが家族旅行の中お留守番して一般入試で合格

  vs

推薦入試で合格し、人生初のディズニーに行く

 

後者を取ったのは言うまでもない笑

 

 

私の志望校は、推薦入試の過去問が志望理由以外はまったくあてにならないことで有名だった。

 

今でも、志望理由の次に聞かれた質問は鮮明に記憶に残っている。

 

「あなたの中学校生活を漢字一字で表現し、なぜその字にしたのか理由を説明してください」

 

そもそも、入室して、椅子の横に机と紙が置いてあった時点でいやな予感はしたのだ。想定外の質問にあたふたしつつ、なんとか答えたのを覚えている。

 

ちなみに、その時の私の答えは「和」。

クラス、部活動、生徒会活動といろいろな人と共に活動することができたからだ。

 

10年近く経った今でも、その質問と自分の答えだけははっきりと頭の中に浮かんでくるのだ。