ドラえもんの秘密道具が実現する⁈

正月三が日は手持ちぶさただ。なにせ、晴れた試しがない。外に出ようにも初売りなんかは人が多いし、結局家に籠ることになる。

県民性としてテレビが大好きだと言うのもうなずける。それくらい娯楽がないのだ。

 

そんな感じで、こたつでぬくぬくしつつテレビを見ていたら、NHKでこんな番組をやっていた。

https://www.nhk.or.jp/hensei/sp/program/article/?area=001&date=2019-12-28&ch=21&eid=00440&f=6215

ドラえもんが50周年を迎えるのを記念し、ひみつ道具と科学の最前線を扱った番組だった。

 

ちょうど私が見始めたときは、「透明マント」のところをやっていた。

透明マントと言えば、ドラえもんはもちろん、私の好きなハリーポッターシリーズでもおなじみである。

 

特殊な加工を布に施し、身体の後ろの風景をリアルタイムで映すことにより、まるで身体が透明になったような状態になるのだそうだ。

ただ、これだけだと「たしかにすごい技術だけど、いったい何に使うの?」という疑問が湧いてくる。

この「透明マント技術」が実用化すると、例えば車の運転がしやすくなるのだそうだ。車の座席などにこの素材をかぶせることで、車のボディで見えない部分が透けたようになり、障害物などを直接目で確認しながら運転することができるのだ。

今もカーナビにバックモニターがついていたりするが、直接見えたほうがはるかにわかりやすい。車の運転がポンコツな私にとっては夢のような話である。

 

また、「Fusion」という他者の体を自分が動くように操れる機械や、声が変わる飴など、おもしろそうな科学技術が紹介されていた。

 

透明マントなど、「あったらいいなぁ」とは思っていたが、どうせフィクションのことだろうと思っていた。自分が知らないだけで、科学技術はどんどん進化しているし、夢だと思っていたものが夢ではなくなる日が近い将来にやってくるんだなと思った。