最近ツイッターで話題になった、
#KuToo
(個人的には、「靴」と「苦痛」、さらに"Me, too.(私も)"の「too」という3つの意味が掛けられている、このネーミングセンスには脱帽なのだが、それは置いておく)
この話を耳にしてまず思ったのが、「みんないつ頃パンプスやヒールを履き始めるのだろう」ということだった。
私の場合は、大学で塾講師のバイトを始めた時だった。「白衣を着るから、服装は何でもいいよ」というところもあるのだが、私のバイト先の塾はスーツで教えることになっていた。
「スーツ=パンプス」という方程式はいつから刷り込まれていたのだろう。大学卒業後に講師をしていた時も、通勤時は基本パンプスだった。普段はスニーカーしか履かなかったのに。
ヒールのある靴を履くことが女性の暗黙のマナーになっていることには違和感を覚える。外反母趾なんかで痛みを抱えているのに、それでも履かざるを得ない状況になっているのなら、それは声を上げて変えていったほうがいいのでは、とも思う。
世間に一石を投じるきっかけになった、という点で、"#KuToo"の訴えは価値のあるものなのだろう。
おそらく重要なのは、
「みんなが働きやすい環境にしていくこと」
その視点で働き方やマナーを見つめると、みんなが周りに優しくなれるんじゃなかろうか。
(最後にどうでもいい話なのだが、「ハイヒール」だとかっこいい感じなのに、「パンプス」というと、ちょっと気が抜けてかわいく感じられるのは私だけ?)